こんにちは!endlinkの近藤です!
最近随分涼しくなり秋っぽくなってきましたね!
秋といえば読書の秋!読書シーズンですね!
それでは前回に引き続きおすすめの本をご紹介したいと思います!
さてご紹介するのは【母影】
作者はなんと皆さん一度は聞いた事があるとおもいます、人気バンドクリープパイプのボーカル尾崎世界観さんです
どんな言葉の表現をしてどんな物語を書いているのか気になってしまい、読んでみました!なんと芥川賞候補にもなった事がある作品だそうです!それではご紹介させて頂きます!
まず登場人物
私(わたし)物語の語り手。友達が居なく遊び場所や相手をさがしている
母(はは)個室マッサージ店に勤めている。軽度な知的障害があるが日常に支障はない
先生 私の担任の先生
彼女 私のクラスメート。空気を読むのが上手く変わり身もはやい。
あらすじ
母影の主人公は小学校低学年の少女からみた物語になります。母子家庭であり、学校に友達がいません。なので放課後は母の職場が遊び場です。
そんないつも通り学校が終わり母の職場で時間を潰す毎日なのですが母のお店が違法なサービスが行われている事が地域で問題になってきます。
周りの大人達に頼らず行政のサポートも受ける事なく2人だけで生きて行こうと決心するそんな物語です
感想
凄く読みやすかったです!低学年の女の子が物語で語り手となっているので基本ひらがなが多くて低学年の子の言葉、表現で小説を完結させているのがすごいなと思いました。小学校低学年の子が放課後のマッサージ店での大人のやり取りや、母の苦しみをカーテン越しで感じるリアルな体験、何をしているのかは正確には分からないが良からぬことをしているのは感じとれている、そんな少女目線からみた大人の世界それでも母と2人で生きて行こうと言う決心が凄く悲しくてだけども強いなと思いました!
以上 おすすめの本でした!